開店までに全ての店に配送完了
1999年に加盟した「セルコチェーン」のご協力により、国の地域物流モデル事業に認定されました。国の補助金とセルコチェーンのノウハウ提供を受けることにより、グロサリーセンターとチルドセンターを低コストで設立、稼働させることができました。
センター稼働により、EDIシステムの導入にともなって伝票レスが実現し、伝票入力作業の効率化や請求書レス化による買い掛け業務の改善など、多くのメリットが得られました。お取引先に頼っていた物流が、自社で自由に商品調達できるようになり、オリジナリティのある品揃えが可能となった他、帳合先も一本化され、仕入れ価格が低減、利益率の向上につながっています。また、これまでできなかった欠品の実態把握が可能となり、欠品率も大幅に改善されました。
店舗のメリットとしては、センター便で毎朝開店前に商品が一括納入されるようになり、品出し作業を午前中に集中することができるようになりました。さらに、センター検品により店舗での検品作業が軽減され、作業体制の効率化が図られました。自社物流センター稼働により、本部と加盟各店との連携がより強固なものとなり、今後もセンターの活用によって地域密着型のオリジナリティあふれる店づくりを目指します。
チルド物流センター
チルドセンターでは、最新のデジタルピッキングシステムが導入されています。
センター入荷商品に対し、一次検品で総数検品を行い、二次検品で各ブロックへ仕分けを行なっています。
この検品仕分け確定データを店舗とベンダーの両者に配信して伝票レスを実現しています。
現在100社とEDIによりお取引を行なっており、1日あたり10万ピースがセンターを通過しています。
概要
施設規模 敷地:3,946坪、建物:1,668坪
取扱品目 和日配、洋日配、卵、惣菜
グロサリー物流センター
グロサリーセンターは、各店舗のEOS発注をもとにベンダーから事前出荷情報を電子データで頂き、センターで検品確定したデータをベンダーと店舗に送ることで、ペーパーレスの取引を可能にしています。
さらにSCMラベルによるソーターの自動仕分けを行うなど、最新のEDIシステムを導入しています。現在28社のベンダーとEDIによるお取引を行なっており、1日あたり15万ピースがセンター経由で各店舗に配送されています。
概要
施設規模 敷地:2,650坪、建物:約1,000坪
取扱品目 食品、米、菓子、日用品、酒類