荒井茂雄
ざわざわした活気が好き!
市場は楽しいですね!サンシャインは鮮度重視で売っていますが、市場の鮮度は群を抜いています。見たことない野菜も多いし。何よりこのざわざわした活気が好きですね。最初はセリの掛け声も、何言っているのかわからなかったですよ(笑)。
市場には「勝気な人」「負けん気な人」が多いし、野菜一筋で商売をしているプロ中のプロの集まりです。「この野菜はここを見るんやで」とか、「これは葉先じゃなく茎を見ないと」とかいろいろ教えてくれます。毎日が本当に勉強になりますね。
はじめての北海道フェア
これまでサンシャインの北海道フェアの中心は水産と精肉でした。ある先輩バイヤーの発言がきっかけで始めたんですけど、いかに普段仕入れている北海道産の野菜と違うかを、まず店舗担当者に理解してもらわないとはじまりません。フェアでは有機野菜中心に扱いました。その良さを伝えるのに苦労しましたね。
自分で産地へ行って、畑を見て、情報を仕入れて、生産者の人に会って、生産者の方々の想いを受けて。北海道では農場から次の農場に移動するのに3時間かかることもありました。
店舗担当者に試食してもらって、POPはこうして欲しいとか、こう売って欲しいとか、とにかくコミュニケーションを大事にしました。そんな想いの詰まったチラシ、そして売場ができたんです。でもちょうど台風が重なって大変だったんですよ。
私が店舗の担当者の時は、市場は朝早いし、バイヤーは大変!…とか思っていたんですけど(笑)、ぜひ担当の方にはバイヤーを目指して、“商品を動かす喜び”を実感して欲しいと思います。
自称“サンシャイン№1の●●男!”
“人の真似をするくらいなら、人と違うことをしたい!“その根底にあるのは、その人を超えたいという想いですね。モノマネではその人を超えられないですから。本当に今までいろんなことにチャレンジしてきました。新店のような華やかさは出せない代わりに、当時私の勤務する店舗でやったのは、軽トラックを売場に乗入れて、荷台山盛りに野菜を積んだ“トラック大市”です。よく私のことをアイデアマンと言ってくれる人がいるけど、私は“あまのじゃく”な性格だと思いますね(笑)。
でも、振り返ってみると、本当に店長やパートさん、周りの皆さんに恵まれているなと感じます。周りの皆さんに自分は活かされているなとつくづく感じます。2010年に全国のスーパー関係者が集まる勉強会で体験発表をさせていただく機会がありました。実際、発表よりも準備が大変でした。企画や売場を作って実績を上げて資料を作って。そこでも思い知らされたんです。自分はこんなにもできないのか、本当に周りに助けられているなと。本当に感謝です。だから胸を張って“サンシャインで一番みんなに助けてもらっている男”と言えますね!
失敗談もずば抜けている
大きな失敗談と言えば…トマト界で№1の徳谷トマトを扱った時ですね。それまでは百貨店とか高級レストランで扱われるほどのトマトですよ!でも高知で生産しているトマトなので、ぜひ仕入れたいと当時のバイヤーに懇願して3~4個1000円くらいで売りました。本当に美味しいから売れましたけど、調子に乗って、“トマトでこんな仕入額は見たことがない!”と言われるくらい仕入れました。…結果は散々たるもので、当時の部長が、当時の担当役員に直接お詫びしようと、一緒に行ってくれたんです。「荒井君は失敗もずば抜けているなぁ」と言ってくれましたけど(笑)
やっぱりこの会社が好きなんかな(笑)
イメージしているのは、「あの人みたいになりたいな」とか「あの人と一緒に仕事をしたら楽しい!」と言ってもらえる人ですね。役職にこだわらず、いろんな仕事をしたいと思っています。新入社員の方に思うことは、外から見るスーパーと、中から見るスーパーのギャップで、楽しいこともしんどいこともあると思うけど、永く働くなら“入って良かった”と思える会社に一緒にしていきたいと思いますね。
悩んでいる担当者がいたら、笑い話で一度悩みから遠ざけてあげる。笑って頭をスッキリさせて、課題をきちんと見れるようにしてあげることです。やっぱり仕事ですから悩みやグチもあって当然です。“会社愛”って言ったら恥ずかしいけど、サンシャインの内情を知らん人に、サンシャインのことをとやかく言われると腹立つから、やっぱりこの会社が好きなんかな(笑)
ゴルフは最高のコミュニケーション
最近はじめたゴルフにハマっていますね。高知の海も山も見える景色は最高です!スコアはまだまだですけど、ゴルフをしている自分に酔う時もありますね(笑)。意外に社内でやっている方がたくさんおられました。とにかくコミュニケーションもとれて、楽しいので、今後もいろんな人を誘おうと思います。
青果バイヤー
- H26.7 係長就任
- H23.4 本部青果バイヤー
- H15.2 青果主任
- H11.6 入社